シロアリの被害件数と地域別で見る発生割合を調査しました。

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被害件数で見るシロアリ発生割合

全国のシロアリ被害件数は200万件を超えており、被害総額は3800億円とも言われています。築5年を超えるとシロアリ被害が増加傾向になり、築40年を超えると40%の家屋が被害を受けていると言われています。

シロアリの被害件数は年々増加している

 

増えていくシロアリ被害

全国で発生しているシロアリ被害ですが、驚くべきことにその件数は年間で200万件を超えるという調査結果が出ています。

 

そんなに多いのか、と不思議に感じるかもしれませんが日本全国で家屋は5000万戸以上あると言われておりますので、25戸につき1戸程度の割合と考えると納得の数字かもしれません。

 

なお、5000万戸の内、木造家屋は2000万~3000万戸程と考えられるため、3000万戸と仮定しても毎年15戸に1戸の割合でシロアリの被害を受けている計算となり、また、シロアリ被害が多い西日本では、木造家屋の内30%前後が影響を受けているのではないか、といったデータもあります。

 

ここでは全国のシロアリ被害の件数や被害総額、発生割合などからシロアリの危険性についてまとめたいと思います。

 

まずは、国土交通省補助事業「シロアリ被害実態調査報告書」で詳細なデータを確認してみましょう。

 

 

 

シロアリの被害総額は年間3800憶円?

 

シロアリの被害額のイメージ画像

 

全国のシロアリによる被害総額を合わせると、年間で3800億円を超えると言われています。(※建物に対する直接的な被害だけでなく、地震により建物が倒壊した際の被害額も加わっています)

 

地震が多い日本では、地震によって建物が倒壊した結果、建物のみならず家具や家電が壊れてしまうこともあり、被害総額を高めているものと推察されます。

 

阪神淡路震災を始めとした多くの震災の際には、シロアリ被害がある建物は通常の建物より4倍も多く倒壊していたという報告もあり、たかがシロアリだと思わず、非常に危険な存在だと見なければいけないのです。

 

火災での年間被害額が1000億円前後と言われておりますので、シロアリの被害は火災による被害総額よりも大きく、マイホームを持つ以上もはや身近に潜む極めて高いリスクだと認識しなければなりません。

 

 

 

シロアリの被害件数

 

日本国内のシロアリの被害件数は、年間で約200万件となっている事は先ほどお伝えしましたが、この被害の割合は建物の築年数によって変化しており、築5年未満はほぼシロアリ被害がありませんが、築5年を超えると被害件数は一気に増加する傾向にあります。

 

全国どこでも発生するシロアリ被害は、基本的に築年数によって被害の有無が決まると言っても過言ではなく、築40年を超える木造建築ではなんと40%以上の家屋がシロアリ被害を受けていると考えられており、年々被害の可能性が高まっていく事が分かります。

 

 

被害の推移

 

シロアリ被害の推移ですが、現在は増えたり減ったりという状況で一概に減少傾向にあるとは言えず、横ばいが続いています。

 

家屋がどんどん丈夫になっていく反面、アメリカカンザイシロアリを始めとした外来種の増加や、従来では無かったパターンの侵入(材料に予め潜在していた等)、といったようなイレギュラーなシロアリ被害が増えており、油断できない状況が続いています。

 

 

 

現代の家屋は安全なのか?

 

シロアリ被害をモロに受けてしまう完全な木造建築は少なくなり、現代ではコンクリートや断熱材が使われています。

 

鉄筋や新素材も登場しており、日本の家屋はより快適になっていく事は間違いありません。

 

建築材が丈夫になっていき、かつ、シロアリ対策も十分に施されて状態なら被害を受ける確率は下がっていくのが普通のはずですが、現代の家屋であっても築5年以上になるとシロアリ被害を受けているのが現実です。

 

従来のヤマトシロアリの被害が下がっている反面、外来種で強い個体を持つアメリカカンザイシロアリの被害が増加している傾向にあり、シロアリを撲滅するにはまだまだ時間が掛かりそうです。

 

現在の所、永久的に効果を出すシロアリ対策は無く、5年ごとの防虫加工を施す等の定期的なメンテナンスが重要だと言えるでしょう。

 

 

都会の建物は安全?

 

「シロアリ被害」と聞くと、地方の田舎の築年数が多い家屋での被害をイメージするかもしれませんが、都市部の一般家屋でもシロアリは定着しています。

 

雑食性の強いシロアリは、鉄骨・RC造りでも平気で食い荒らしてしまうため、都市部の家屋だからといって油断は禁物です。

 

昔の家屋は気密性が低く風通しが良かったため、冬場は隙間風に悩まされたものですが、通気性が良いので湿気がこもらず、シロアリ対策としては一定の効果を発揮していました。

 

現代では断熱材を使用しており寒さの問題は解決しましたが、シロアリが断熱材の中に巣を作ってしまうという新しい問題が発生しています。

 

壁の中に柱を隠す構造になってからは、シロアリ被害を見つけるまで時間が掛かるようになってしまいました。

 

建築手法によっては床下の高さが不十分で湿気がこもりやすく、シロアリ被害に遭うケースも確認されています。

 

昔にあったシロアリ被害は改善されていますが、新しく発生しているシロアリ被害もとても多いのが現状です。最新の家屋だからと言って、シロアリ被害を決して甘く見てはいけないのです。

 

 

 

シロアリ被害に遭わないために

 

何度も申し上げておりますが、シロアリ被害に最も有効な手段は「定期的なメンテナンス」であり、予め対策を行っているかどうかで状況は大きく変わります。

 

防蟻加工が施された家屋では被害が著しく下がっているという調査結果が出ているため、シロアリが出ていなかったとしても5年に一度の防蟻・防虫対策を必ず実施しましょう。

 

また、自身の家にはシロアリが出ていなくても、隣・近所でシロアリが発生しているケースもあり、蟻道から侵入してくる恐れもありますので、二次被害を防ぐためにも隣近所で情報交換する事もシロアリを防ぐ有効な手段です。

 

まずはマイホームの築年数の確認し、床下・天井裏等シロアリが好みそうな場所をチェックしてみてください。駆除業者の無料相談等を活用してみるのもお奨めです。

 

シロアリの被害に遭いやすい家の特徴は?